稀勢の里関、お疲れさまでした。

こんにちは。日高です。

お相撲おばさん日高です。少し語らせてください。

稀勢の里関、お疲れさまでした。

初優勝を決めた場所のあなたの強さは目を見張るものがありました。

それまでの稀勢の里像を跳ね返す素晴らしい15日間でした。

まさに泰然自若、ああ稀勢の里は横綱になるのだと感じました。

きっと協会や相撲ファンたちが、久々の日本出身横綱ということで

過度な期待を、過度なプレッシャーをかけすぎました。

きっとそれを跳ね返して素晴らしい相撲を取ってくれるだろうと、

そう信じていたからだと思います。

横綱にならなければ今でも素晴らしい相撲を取っていたのではないか、

という思いはどこかにあります。でもそれは所詮仮定の話です。

いつもつらそうな顔をしていたあなたが、

プレッシャーから解き放たれたあなたが、

新たな気持ちで後進の指導に当たり、

いつか次の横綱を育てるその日を楽しみにしています。

稀勢の里関、お疲れさまでした。